気密性能測定について
断熱性能を高めても、建物に隙間があれば、温めた室内の空気が逃げていきます。
また、気密性能が低ければ壁内に室内の湿気が入り込み壁体内結露を起こす可能性もあります。
計画換気を確実に行うため、省エネ性能を高めるためにも、気密性能を高めることは大変重要です。
ただ、気密性能は実際の現場での施工方法、施工精度に左右されますので、
気密試験を行うことにより、住まいの気密性能が確実に保たれていることを証明する気密測定をお勧めしています。
尚、気密性能は、隙間相当面積(C値)という数値で表現します。
C値は、家全体の隙間の合計面積(cm2)を延床面積(m2)で割ったもので、単位はcm2/m2で表します。
C値の値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高いことを表しています。
測定方法は、JIS A2201 送風機による住宅等の気密性能試験方法に基づきます。
後日、デジタルデータにて報告書をお渡しさせていただきます。
弊社では、新築時や既存住宅リノベーション時の、工事施工中の気密性能の確認、完成お引き渡し時の気密性能測定と対応しております。測定エリアや費用など、詳しくはお問い合わせください。
気密性能測定 動画